メス犬のヒート(発情)について
トイプードルの子犬が成長して、性成熟期に達すると発情が始まります。最初に発情が始まる時期は、飼育環境や発育状態により異なります。
一般的にトイプードルは、生後8~10か月くらいにヒートが始まります。
(*ヒートとは人間でいう「生理」のことです)
ヒート前期の出血は少量
初僅かな出血が見られ、陰部が少し大きくなる程度です。
犬が血を舐める場合があるので飼い主はよく注意しないと、ヒートに気づかないことがあります。
徐々に出血量が増え、陰部は徐々に大きくなります。
ヒート前期は約9日間です。
発情期の排卵後4日間が妊娠可能
出血量が減って血の色が薄くなり、陰部がさらに大きく柔らかくなります。
ヒートが開始して10〜14日目の間に排卵がある場合が多いです。
この時の交配が妊娠可能時期です。
出血量あ陰部の大きさには個体差があり、出血がない犬もいます。
ヒートは約11日間続きます。外見の変化は約3週間続きます。
無発情期は卵巣が活動を停止します
発情休止期に続く期間で、約4〜8ヶ月続きます。この期間の卵巣は活動を停止しています。
無発情期の後、発情期へと続きます。
発情休止期は2〜3ヶ月続きます
発情期に続く期間で、約2〜3ヶ月続きます。この期間に妊娠する可能性はなく、出血もありません。
ヒート時に受精していると、約63日間の妊娠期間となります。
メスの発情周期は上記4つの段階を繰り返します。