プードルの語源はドイツ語の「PUDDELEN」(水中をザブザブ歩く)からきております。
プードルはもともとヨーロッパで猟師が仕留めた鳥を泳いで回収する水猟犬として繁殖されておりました。
泳ぎが大変得意なので、体への負担を考られた方法が現在にも受け継がれている心臓周りや関節部分に毛を残す「クリップ」と呼ばれるカットスタイルとなります。
16世紀中頃からフランスの貴婦人達の間で愛玩犬として流行となり、さらに上品なカットへと進化し、現在にも至る、様々なおしゃれなカットが生み出されました。
プードルが初めて日本に入ってきたのは、江戸時代の1870年頃。 出島に来たオランダ人が連れて来たといわれております。
家庭犬として登場したのは、1950年代終わり頃から。その優雅な容姿が愛され、60年代、70年代には広く人気を集めるようになりました。
また、同時にプードルの小型化が進み、スタンダードからミニチュア、トイサイズとさらに進み、現在ではトイサイズのすみ分けとしてタイニー、ティーカップと最も小型のプードルが人気を集めることになりました。
ちなみに良く耳にする「ティーカッププードル」や「タイニープードル」はサイズを示す俗称であり、正式名称というわけではありません。