子犬の低血糖。これに陥るケースはホントに多いです。対処法は難しくないのですが、子犬の様子に気が付くのが遅れたり、適切な処置が遅すぎたりすると、最悪、死に至ります。
低血糖はトイプードルに限ったことではないのですが、生後約3か月位までの小型犬の子犬は、ちょっとしたことが原因で低血糖になってしまいます。 飼い主の十分な注意と知識をつけておきましょう!
低血糖になる原因
何らかの疾患、またはストレスによって食事をとらないことにより、
体内の血糖値が下がってしまい、低血糖症に至ります。
遊びすぎ等によって、著しく体力を消耗した時や、下痢や嘔吐を繰り返すのも低血糖症を引き起こす原因となります。
症状
- 急に元気がなくなる
- フラフラしている
- いつものフードを食べない
- 舌に血色がない
- 痙攣を起こしている
- ぐったりしている
対処法
すぐにブドウ糖を飲ませます。
なかなか飲まない場合は口の中に含ませるだけでも構いません。
ブドウ糖がない場合、砂糖水(砂糖2:水8)を飲ませます。
はちみつやガムシロップでも代用できます。
通常は、すぐ(数分後)に、元気になりますが、なかなか回復しない場合は、直ちに病院で診てもらって下さい。
回復後はフードを与えて、しっかりと栄養を補給しましょう。
その後は、体温を下げないように暖かい場所で安静にして下さい。